洋菓子にもいろいろありますね。フランス菓子、イタリア菓子、ドイツ菓子…イタリア菓子というとみなさんはどんなものが思い浮かびますか?
やっぱり、ダントツは「ティラミス」かな。何年も前に爆発的ブームがありましたものね。でも他にも美味しいイタリア菓子はたくさんあるのですよ。イタリア各地には古くから受け継がれてきた独自のお菓子やパンが無数にあります。イタリアのお菓子の特長は、お料理もそうですが、郷土色豊かで素材の味を生かしたものであるということ。そしてシンプル。そのルーツは家庭の台所、マンマの味と言えるでしょう。

 

そして生クリームや生のチーズ、卵などを使ったものが多いです。ヨーロッパの乳性品ってとっても美味しいのですよ。私はイタリアはローマ郊外のシェフが修行していたレストラン「ヴィラ・ザリーナ」で食べた、ジュリオラおばさんのパンナコッタの味が忘れられません。実は私は生クリームが苦手。というか、甘いものをあまり好まないですが、このパンナコッタは本当に美味しかった。生クリーム自体がとっても美味しいのと、あとはやっぱりマンマの味!って感じだったからかな。

 

マリーノのパンナコッタもこのジュリオラおばさんの味にかなり近いですよ。バニラビーンズの風味が生きてます。マリーノのデザートはイタリアのデザートと同じように「あったかさ」であり「こだわり」であり、「素朴さ」です。手作りの味にこだわり、素材にこだわりマリーノだけにしかない…そんな味にこだわって、日々、マリーノのデザートは生まれます。

 

気取らず、飾らず、自然のままに、それがマリーノのデザートの美味しさの秘密。そんなデザートを前に、にんまり「しあわせー!」って気分になってもらえたら、私たちも本当にしあわせです。