イタリアでは10世紀のはじめ頃から受け継がれている習慣として、クリスマスの夜に暖炉を囲みながら一家の長が赤ワインを注ぎパンを切って家族に分け与え、クリスマスを祝うという習慣があります。

 

そんな習慣から食されるようになったのが「パネトーネ」。発祥の地はミラノです。卵たっぷりの生地にレーズンやフルーツの砂糖漬けが入ったクリスマスに食されるパンケーキです。パネトーネ菌を使用することによりその柔軟性が特長で添加物はいっさい使用されていません。

 

パネトーネに使用されている酵母は「自然種」です。酵母は生き物なので特定の環境の元でしか育ちにくいといわれ、イタリア以外の国でその特性を100%維持しつづけるのは困難だといわれています。保水性、防腐性、防菌性が非常に高く、長期保存がきくことが特長です。

 

マリーノでは毎年この時期に「パネトーネ」をイタリアより入荷しております。意外に控えめな甘さで美味しいのです。毎年必ずマリーノでパネトーネを購入してくださるファンも多くいます。日本でも「パネトーネ」と称して似たようなパン菓子をよく見かけますがイタリアのパネトーネの味とはちょっと違うんですよねぇ・・。やはり自然酵母のせいでしょうか・・

 

今年も12月の中旬にイタリアより「パネトーネ」を入荷する予定です。パルアーニ社という味と品質においてNo.1の評価を得ているところのパネトーネです。「ISO9002」という高い品質基準を満たしている企業だけに与えられる称号を獲得している会社です。だから味は保証付き。先にも申し上げましたが、自然酵母は生き物で防腐性、防菌性に富んで長期保存がききますので年内は十分保存できます。

 

今年のクリスマスケーキはちょっと嗜好を変えてイタリア風に・・・いかがですか!イタリアらしい美しいケースに入っています。 プレゼントにも最適!